エンターテイメントの極意 ~人を楽しませるには~
おっす、オラSE!
ボルダリングサークルF12の設立者だ!
今日は脳内ディズニーランドのSEが提供するエンターテイメントのお話です。
夏合宿から1週間が経ち、満足感が薄れてくるころですね。
本来なら、動画制作をしていたころなんですが、僕も出張続きで愛用のPCに会えないので断念しました。
しかし、先日、サークルメンバーと花火大会に参加し、その後カラオケで大盛り上がりな1日を過ごしました。
非常に楽しかったのですが、最後まで元気だねってここでも言われました。
そう、合宿後のアンケートにも僕が一番楽しそうだったとかはしゃいでたとか、元気だとか書いてくれてる人が多かったんですね。
今回は、その元気の裏に隠された信念を述べさせてもらいたいと思います。
僕がもともと水泳のインストラクターをやっていたことはこれを読んでくれているみなさんならご存知でしょう。
僕は学生バイトながら、1週間に100人以上の生徒を抱えてレッスンをしていました。
年齢は2歳児~90代の方まで。
もちろん指導マニュアルというものが存在していましたが、僕のレッスンはマニュアル外の
「こころ」
を大切にしていました。
理由は1つだけです。
「水泳の楽しさを教えたい」からです。
僕が小学生のとき、コーチが嫌で水泳が嫌いになったんです。
でも、水は楽しくて水泳部に入り、
部活が楽しくて今もやめられない。
だから、僕がコーチとしてお客さんに常に楽しんでもらうにはどうするかを意識していたのです。
そこで、様々な心理学の本や、エンターテイメントを参考にしました。
まず、承認欲求ですね。
簡単な書きますが、結構難しいこれらを実践しました。
・名前を呼んでもらう
・趣味や行動、話した内容を覚えていてもらう
・成長した点、変わった点に気付いてもらう
・褒められる
・間違いを間違いと言われない
これらは、人として認められた気持ちになれて、承認欲求が満たされます。
どれも鈍感だったんで、めっちゃ練習しました。
教え子で。笑
まず、子どもたちに片っ端から
身長伸びた?
って言うんですよ。
成長期だから当たり前のように伸び出るんで、8割正解します。
こうやって自信を付けて、
今日元気ないね
あれ、ケガしてるじゃん、どうしたの?
と、その日だけで気付ける点に目を向けました。
そして、
髪切った?日焼けした?
今度は、変化に目を向けたわけですね。
慣れてきたら、大人です。
前はこういう泳ぎでしたけど、今はこうなってますね!
って言うんです。
心理学の本で学びました。
人は、過去からのポジティブな変化に気付いてもらうことに喜びを感じるんです。
さらに、その変化の過程を褒めるというのが効果的。
たくさん意識して練習しましたもんね!!
上手くなるのを近くで見てられて、俺も嬉しいです。
ルックス(表面的な見た目)だけを褒めるんじゃなくて、
その中身やセンス、性格にあたる部分に目を向けることでより喜んでもらえます。
それと、「Iメッセージ」と呼ばれるテクニックで、
「自分も嬉しい」、「俺が楽しい」と
主語を自分にして感情を伝えることで、より相手に伝わりやすくなります。
この「Iメッセージ」を駆使すると、どれだけ感情のないお人形さんみたいな人間からも脱却できますよ。
余談ですが、これは特に大人の方ですね。間違っていることを間違ってるよって指摘してもその人のやる気をぶっ壊すだけのコーチングになります。アドラー心理学でいう勇気くじきというやつに当たります。
もし、その人が正しいと思ってやっているのであればなおさら、相手の固定観念が相まって対立してしまいます。
もし、間違いを発見したら、いいところも発見し、そこはできているから、ちょっと惜しいですよ~今もいいんだけど、ここをこうしたらもっと上手になりますよ~!と、声をかけるのがベスト。
とにかく、直接的な否定をすると光の速さで心も折れます。
僕がボルダリング教えてたときも、基本的にはできるところに目を向けて修正点を出していきました。
子育て系の教育本にもテストで子供が90点取ってきたら10点できなかったところより、90点取れた部分を見てあげると、その後のやる気や記憶の定着率があがるって話書いてあったくらいなので、大事なポイントだと思います。
ノンバーバルコミュニケーションも勉強しました。
非言語です。言葉を使わないやつ。
基本的にオーバーリアクションになりましたね。
そして、表情。
言葉と絡ませると、より伝わりやすい。
一緒に喜んでたり、怒っていたり。
子どもたちがやんちゃして言うこと聞かないときも
言葉なしでも黙らせる。
みたいなチャレンジもしてました。
むしろ、無言の方が怖いときってありますよね。
さて、ここからはより楽しませることにフォーカスします。
エンターテイメント性はディズニーやアーティスのライブから学びました。
挨拶。
挨拶って、大事なんですよ。
挨拶するだけで気持ちがいい。
だけじゃなくて、
声を出すことで、緊張がほぐれ、パフォーマンスも向上するって呼んだ気がしました。
ちょっと曖昧ですけどね。
僕のレッスンでは、プール中に声が響いても余るくらいの声量で挨拶しないと挨拶が終わりません。
そして、子どもたちの声量に絶対負けないぞって心持ちで僕も全力挨拶をしていました。
これも一種のアトラクションです。
コールアンドレスポンスっていって、ライブでもありますよね?
「お前ら盛り上がっていくぞ~~~」
ってやつ、
「まだまだ声が足りねぇぞ~~」
ってやつ、
まぁ、やりたかったってのもあるけど、楽しいんですよ。
はい、ここまで読んでくれているみなさん。
まずは、ありがとうございます。
少しずつ分かってきました?
みなさんもやらされてますよね、こういうの。
ディズニーのアトラクションでもあります。
投げかけて回答を求める。
簡単な質問でいいんですが、参加型にすることで、一緒に楽しい時間を作り上げている感覚を作り出します。
声を出したり、参加させられたり、これらを経験済の方は楽しませられてしまったのではないですか??笑
最後に、僕がなによりも大事にしていることです。
率先して自分が一番楽しむこと。
人って、自分よりも楽しんでいる人がいると安心して楽しめるんですよ。
だから、僕はできる限り感情を言葉にして伝えてます。
さらに、言葉よりも行動で示すのが一番効果的。
元気だね、楽しそうだね
って、当たり前じゃないっすか
そう見せてるんですよ!!
僕はインストラクター卒業後もサークルのイベントを企画する立場にいました。
社会人という立場でありながら学生に混じって遊んでていいのか、、、
迷惑じゃないか、、、
なんて葛藤することもありましたが、だからこそ、僕にしかできない企画を提供しようと本気で取り組みました。
そして、今、そのイベント企画すら卒業しました。
今の僕にできることは、
みんなが気兼ねなく楽しむために、率先して楽しむこと
だと思っています。
もちろん、本当に楽しんでいます。
本当に楽しんでいますが、僕にはこんな信念があって楽しんでいるんだよーって。
冷めた目で見るのではなく、
みんなも一緒に乗っかってくれたら嬉しいです。
以上、身勝手のSEでした。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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